本堂で手を合わせる時間

お寺は、本来どなたでも手を合わせることのできる場所です。
法事や行事のときだけではなく、何気ない日常の中でも、仏さまの前で静かに手を合わせる時間は、私たちの心を少し穏やかにしてくださいます。
近年は、生活様式や家族構成の変化などにより、自宅でのお参りが難しくなったというお話を耳にすることも増えてまいりました。
また、お寺へ足を運ぶ機会そのものが少なくなったと感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。
宝樹寺には本堂があります。
阿弥陀さまがおられ、多くの方々が手を合わせてこられた場所です。
その本堂で、ご家族とともに、あるいはお一人で、静かに手を合わせる時間を大切にしていただけたらと思っています。
立派なことができなくても構いません。
長い時間でなくても構いません。
ただ仏さまの前に座り、亡き方やご先祖さまを偲び、自らのいのちを見つめるひととき。
そのような時間を、宝樹寺では「本堂参り」と呼んでいます。
本堂参りは、特別な方のためのお参りではありません。
門徒の方はもちろん、お寺とのご縁を求めておられる方にも開かれた、小さなお参りの場です。
法事のように大きな準備をしなくても構いません。
ご家族だけでのお参りでも、お一人でのお参りでも大丈夫です。
まずは本堂で手を合わせてみたい。
読経をしてほしい。
亡き方を偲ぶ時間を持ちたい。
そのようなお気持ちがあれば十分です。
宝樹寺では、これから少しずつ、本堂で静かに手を合わせるご縁の場を育てていきたいと考えています。
まずは、お盆やお彼岸のお参りを中心に取り組みながら、将来的には命日のお参りや、ご家族だけでの小さなお勤めなどにもつなげていければと願っています。
本堂参りは、行事ではなく、ご縁です。
仏さまとのご縁。
亡き方を偲ぶご縁。
家族を思うご縁。
そして、自らのいのちと向き合うご縁。
そのような時間を大切にしながら、本堂という場を開いていきたいと思っています。
令和8年 お盆本堂参りについて
本堂参りの取り組みとして、本年は「お盆本堂参り」を予約制にて実施いたします。
ご家族やお一人で、本堂にて静かに手を合わせ、亡き方やご先祖さまを偲ぶ小さなお参りです。
日時や内容、お申し込み方法などの詳細は、「令和8年 お盆本堂参りのご案内」をご覧ください。
皆さまとのご縁を、本堂にてお待ちしております。
合掌
