本堂で手を合わせる時間

お寺は、本来どなたでも手を合わせることのできる場所です。
法事や行事の時だけではなく、何気ない日常の中でも、仏さまの前で静かに手を合わせる時間は、私たちの心を少し穏やかにしてくださいます。
近年は、生活様式や家族構成の変化などにより、自宅でのお参りが難しくなったというお話を耳にすることも増えてまいりました。
また、お寺へ足を運ぶ機会そのものが少なくなったと感じておられる方もいらっしゃるかもしれません。
宝樹寺には、本堂があります。
阿弥陀さまがおられ、多くの方々が手を合わせてこられた場所です。
その本堂で、ご家族とともに、あるいはお一人で、静かに手を合わせる時間を大切にしていただけたらと思っています。
立派なことができなくても構いません。
長い時間でなくても構いません。
ただ仏さまの前に座り、亡き方やご先祖さまを偲び、自らのいのちを見つめるひととき。
そのような時間を、宝樹寺では「本堂参り」と呼んでいます。
本堂参りは、特別な方のためのお参りではありません。
門徒の方はもちろん、お寺とのご縁を求めておられる方にも開かれた、小さなお参りの場です。
宝樹寺では、これから少しずつ、本堂で静かに手を合わせるご縁の場を育てていきたいと考えています。
今年のお盆にも、小さな試みを予定しております。
その折には、またあらためてご案内いたします。 合掌
